参加者の声

『心のケア』支援フタッフ講座  参加者からの感想はこちらです。

■『心のケア』支援スタッフ養成講座修了者より

☆ 参加者からの感想 ☆

*今まで、自分の持っていた考えや常識が、とてもいい意味で覆されることが多く、仕事をする中でも、日々の暮らしの中でも、気持ちが楽になったなと気づきました。 時に利用者に対して優しくなれなかったり、仕事が苦しくなった時も頭で考えすぎていて、もっと自分で動いて触って感じてそれを大切にしていけばいいんだと振り返ることが何度もありました。

*普段当たり前に自然に行っている事でも「心のケア」の理論にあてはめて考えることにより、自分は今どの状態で、どこへ向かう為に何をすればよいのか、整理しやすくなりました。

*全9回の研修お世話になりました。研修初日、一体何が始まったのか?何なのか『?』が頭の中を駆け巡っていたのを覚えています。(現実のことを考えているのに 不思議な空間…)色々なワーク、先生方からのお話がありましたが、自分の中に芽生えた気持ち、感想は「この考えが好きだった」「本当は大切にしたかったこと」なのだと自分の気持ちを整理することができました。利用者支援で行き詰っていたこと。自分の根底にあるモヤモヤ、苦しみを一つ一 つわかることで自分の中で解決していけました。(根本的な解決ではなく、向き合 う勇気、向き合う楽しみ)そして、第3回目の初日に「心のケアの職場への伝え方、浸透の仕方」について迷 い、悩んでいましたが、今は、まずは自分のやり方、人に伝えるという姿勢より、時には人を助ける、利用者との仲を取り持つ(話し合える環境を作る)など、今の自分の立場でできることはたくさんあることに気づかされました。職場、社会での自分の立場を考えて行動することも大切ですが、大きくなり過ぎず、小さくなり過ぎず、頑張りたいと思います。たまには、自分の呼吸、気持ちを聞いてあげようと思います!

*1年間のこの研修を通して、とても収穫だったのは、自分自身の心の部分にじっく り、やさしく向き合えたことでした。正直最初は『心のケア』の本を読んでいただけでは、そこに書いてある意味がな かなかイメージがつかめなかったのですが、実際にいろんなセッションをしてみた り、シュミレーションで、私が利用者さん側になってみる時の感覚を味わうことが でき、「こうしたら、こう感じるのかもしれないな」「こうやってみるといいかも しれない」そういった『やりとり』を重ねていくなかで、講師2人の伝えたい意味が自然と私の中に浸透し、それだけではなく、とても暖かいものをもらったと思います。             

*今まで自分の持っていた考えや常識が、とてもいい意味で覆されることが多くて、仕事をする中でも、日々の暮らしの中でも、気持ちが楽になったなと、気づきました。 時に利用者に対して優しくなれなかったり、仕事が苦しくなった時も頭で考えすぎていて、もっと自分で動いて触って感じてそれを大切にしていけばいいんだと振り返ることが何度もありました。

*普段当たり前に、自然に行っている事でも「心のケア」の理論に、あてはめて考えることにより、自分は今どの状態で、どこへ向かう為に何をすればよいのか、整理しやすくなりました。        

スタッフより参加者の皆様へ
この講座は平成11年にスタートしました。利用者の一人一人の気持ちを大事にすることを学ぶということは、支援する側の自分たち自身が、お互いを大事にしあうということを学ぶことでもあります。9日間(もしくは8日間)集中的に心に焦点を当てて、密度の濃い時間を共に過ごし、いつの間にか、参加者もスタッフも皆の気持ちが、ほかほかするような研修になります。この輪がどんどん広がって、点がいつかは線になり、面へと広がって、わざわざ『心のケア』などと特別に言う必要もない、人と人とのいい関係に支えられ、障がいのある人もない人も、お互いを大事にできるような社会になってくれることを願って、今年も研修をしていこうと思います。

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